こんばんは。
若者の車離れ、なんて言われたりもしますが、
都市部ではレンタカーやカーシェアで十分賄えるようになってもいます。
使いたい時だけ使う、というスタンスはある意味合理的ともいえます。
しかし毎回車が異なると、余程の経験がない限り、
自らの手足として自由自在に操るまでには時間がかかります。
そして最悪の場合、事故につながることも。
今回はカーシェア運転中に事故にあった場合を、
自らの例も踏まえ、自戒の意味も込めてお話します。
遡ること1年ほど前、タイムズカーシェアで車を借りて帰省した時。
初めて乗るスイフトで山道を走行中、1本の橋にさしかかりました。
幅はなんとか普通車同士でもすれ違えるといったところ。
対向車も来ていたため、減速しながら通行しようとしたその時。
ガリガリッ…
鈍い不況音と嫌な衝撃が、私の背筋に不快な汗を届けます。
橋を通過後車を確認したところ、車体左部後輪付近を擦った模様…
まずすべきこと
1、落ち着いて状況を確認
加害者であっても被害者であっても、まずは落ち着くことが先決です。
パニックにになる気持ちはわかりますが、落ち着いて周囲を確認しましょう。
加害の場合、現場から逃げるなんて言語道断、後々の問題になります。
どれほど被害者が大丈夫、といっても警察を呼びましょう。
轢き逃げ扱いになる場合があります。
天網恢恢疎にして漏らさず、と言います。
2、けが人の確認・保護(救護)
私の場合は対物の自損事故だったのでけが人はいませんでしたが、
人身事故の場合は第一にけが人を救護し、
場合によっては救急車を要請する必要があります。
3、警察に通報
警察に通報し、事故である旨や各種情報を伝えます。
何と何の(例.車と車)、どこで、いつ、現在の状況、通報者の氏名、連絡先、
などを聞かれると思います。
4、借りた会社に連絡
私の場合はタイムズカーシェアでしたので、会員連絡先に連絡し、
事故を起こした旨の報告をし、指示を仰ぎます。
5、警察と共に現場検証
警察と現場に向かい、どのような事故だったのかを説明し検証します。
私の場合は擦過痕と塗料からすぐに判別されましたが、
時間を要することもあるようです。
そして事故証明取得のため、所轄警察署と担当警察官の氏名を聞いておきます。
6、借りたい会社に連絡
保険の手続きや事故証明取得のための担当官の通知、
その他手続を連絡します。
…というのが大体の流れになるかと思います。
借りた車ですと、状態にもよりますが、営業利用できない分の保証として、
およそ2万~程度請求されると思いますが、
会社による自動車保険が適用されるので、修理費用などは発生しない事の方が多いです。
むしろ保険で怪我が保障される事もあるので、きちんと相談しましょう。
ひと擦りで数万か、とも思わなくもないですが、
事故やけが人を放置することは重大な過失ですので、
逃げることをせず、落ち着いて誠実に行動しましょう。
自分への戒めと、後進への一助として。
したらば。