こんばんは。
世間ではMacbook AirやMac miniの待望の更新が行われ沸き立っておりますが、11月7日に先んじて先日我が家にも新たなモバイルPCが届きました。
その名もGDB Pocket2!先だってクラウドファンディングで出資したPCです。
▲外装の箱。思いの他高級感があります。
GDB Pocket2について
ノードブック時代に引き続く小型PCの後継として話題作でもあった先代のGDP Pocketに引き続く形で、今年の夏に発表され、クラウドファンディングでは予定額をはるかに上回る支援を取り付けた期待対策です。
クラウドファンディングの話はこちら
-
主なスペックは以下の通り
OS … Windows10 home
CPU … Core-m3-7Y30(1.0GHz,ターボ時2.6GHz)
メモリ … 8GB
ストレージ … 128GB
画面サイズ … 7インチIPSパネル(1920×1200)
本体サイズ … 幅181mm×奥行113mm×高さ14mm
重さ … 465g
詳しいスペックなどはこちら → GDP Poket2(links INTERNATIONAL)
▲初回電源投入時の様子
使ってみた感想
触ってみた感想はおおむね良好。小型PCを望んでいた身としては、まさにうってつけな機体。ただし、好みの分かれるガジェットで、尖っている分、ある程度の妥協が必要になります。
資料のPDFを横目に文書を作成するといったような作業には向きませんが、単独での資料作成、メースの送受信やブログの記事更新などには適しており、さっと持ち運ぶ一大としての地位を確立できます。
キーボードについて
様々な媒体で試作機公表時から言われていた通り、キーボードには慣れが必要です。ただし小型PCによくあるサイズで、全く打てないということもない上に、キーの深さはある程度あるので、打っている感じはしっかり伝わります。
注意すべきは標準一から大きく異なっている「。」「ー」「:」「;」キー。これらは慣れても入力時に気がそれるので、入力スピードが少し下がる遠因にもなります。
取り回しについて
以前iPad mini4にキーボードケースをつけて使っていた時期がありましたが、iPad郡はよりも横に長いため、少し雰囲気が異なります。Vaio Type Pを使っていた方なら、問題なく受け入れられるのではないかと。
なお、持ち運びに関しては、コンパクトながら厚みはそれなりにあるので、鞄への収納時には、ポケットなどタブレットとは違う認識が必要になります。なお、ひらくPCバックにはちょうど良く収まるので、組み合わせとしては数本の指に入るのではないかと。
気になる耐熱
今回、本体のサイズのわりに比較的高性能な仕様であるため、排熱は従前より心配していましたが、現時点ではそれほど問題ではないと感じます。もちろん、初回の環境設定中などは、DropBox等の大量のデータ移動により高温化し、かなりファンも回転して熱くなりはしましたが、それ以降はおおむね問題ないレベルです。少しファン音がするので、図書館等静謐な環境ではファンの回転を止めて無理な作業をしないのが良いように感じました。
なお、温度を観察すると、スタンバイ状態では27度くらいで、最高温度は65度くらいを確認。さすがに60度になると、本体がマグネシウム合金製ということもあり、一度高温になると底面全体が熱くなり、持っていられなくなりました。
マウスポインタについて
先代はキーの間にポインティングデバイスがあり、それが好評を博していたということもあって、今作のポインティングデバイスについては発表前から様々な意見が書かれていました。
結果として、今回ののポインティングデバイスもなかなか感度は良好です。ただし、クリックボタンと合わせて、物理的なクリック限定になっているので、タップ操作ではクリック判定されないのは少し残念です。
終わりに
届いて一週間ということもあり、大半は設定とキーボードのタイプ練習に費やされ、本格的な利用はこれから、というところですが、現時点ではおおむね好意的な感触を抱いています。
Vaio Type Pのような小型PCを望んでいた民にとっては最良の選択肢の一つといっても過言ではないと思います。性能のわりに値段も手ごろですし、ひとつお試しで手に入れてみてはいかがでしょうか。
対抗機種として注目されている2in1型のOne Mix2も気になるところです。
したらば。